下の写真は、JAXA種子島宇宙センターのジオラマだ。ジオラマの写真の上で、気になるところをタッチしてみよう。場所によって、タッチしたポイントの説明や「考えてみよう!」クイズなどが表示されるよ!
ロケットの打ち上げに必要なことを学ぼう!
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ロケットの打ち上げに必要なことを学ぼう!
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VABの扉が開いて、ロケットが射点まで移動するようすをジオラマで見てみよう!
ロケットのタックから蒸発した水素ガスを集めてバーポンドに送るための配管です。
ブロックハウスは八角形地上1階建て地下2階の鉄筋コンクリート構造です。飛散物等から内部の作業者を保護できるよう防爆気密構造となっています。
H2B、H3ロケット打上げ 第2射点(LP2)避雷針の高さ75.5m
地上60メートルを超える高さの建造物には航空障害灯の設置を義務付けています。
球形タンクと円筒形タンクどちらも窒素を貯蔵しているタンクです。
万一、水素タンクが爆発した際の防御のための土手です。
高圧ガス保安法に定めがあります。
ロケットはVABから出発して射点(打ち上げる場所)までの約500mをだいたい20分かけて移動します。
1回の打上げで使う水の量はメインエンジンの数や固体補助ブースター(SRB-A)の数によって変わります。
LP1(現在H2Aの打上げで使用している射座)におけるH2Aロケット202タイプ(固体補助ブースター(SRB-A)が2本のタイプ、でいわゆる標準型)では、約200m3、204タイプ(SRB-Aが4本のタイプ)の場合は約300m3です。(標準的な 25mプールの容量は、L=25m、W=16m、H=1.5mで6003となる)(単位m3:立方メートル)
LP2(予定の打上は全て終了しましたが、HTVを打ち上げていたH2B用の射座で、現在H3ロケット用に改修中)におけるH2Bロケットの場合は、約400m3でした。
H3ロケットは、まだ打ち上っていませんが、約300m3を使用する予定です。
射点近くに作業状況のモニターと打ち上げ時の映像取得のための棟があります。
射点近くに作業状況のモニターと打ち上げ時の映像取得のための棟があります。
射点近くに作業状況のモニターと打ち上げ時の映像取得のための棟があります。
これはバーンポンドといって機体の燃料タンク内で発生した水素ガスを(例の曲がった配管で)ここまで移送して、トーチで着火して燃焼させる人工プールです。
空調機械や貯蔵所から送られてきたガスの調圧装置などの複数の室で構成されています(ここからアンビリカルを経由して機体にガスや空調が供給される)。
左の管は、上記と同じガスや空調を第2射点に供給するための管です。
この貯蔵庫の中には打ち上げ後に沿道にたまった水を中和処理するための薬剤が入っています。
そしてこの薬剤で中和処理された水をためているプールです。
この水が無害化されているかを確認してから最終的に海に流します。
高圧のヘリウムガス、窒素ガスの貯気槽が設置されています(上半分)。下半分には、ヘリウムガスコンプレッサーが2基設置されており、ローリーで持ち込まれた「液体ヘリウムを高圧(420気圧)にして、上記貯気槽に充填しています。
液体窒素熱交換器用の液体窒素を貯蔵しておくタンクです。
高圧のヘリウムガス、窒素ガスの貯気槽が設置されています(上半分)。下半分には、ヘリウムガスコンプレッサーが2基設置されており、ローリーで持ち込まれた「液体ヘリウムを高圧(420気圧)にして、上記貯気槽に充填しています。
球形タンク内にある液体窒素をガス化してロケット機体に供給します。
H2ロケット打上げ 第1射点(LP1)避雷鉄塔の高さ74.5m
地上60メートルを超える高さの建造物には航空障害灯の設置を義務付けています。
大型ロケット組立棟棟(Vehicle Assembly Building; VAB)は、2機のロケットを同時に組み立て・整備できる施設です。
その扉も大きく、2枚のスライド式ドアで、1枚が、高さ67.46m、幅26.95m、厚さ2.5m、重さ400tもあり、2005年5月19日「世界最大の引き戸」としてギネス ワールド レコードに認定されています。
一般的には円筒形タンクの方がコストは安いのですが、水素のようにタンクへの入熱を極端に抑えたい場合は、表面積の少ない球形を選択します。
ブロックハウス内の冷房や暖房の空調システム室です。
液体ロケットの推進剤は、一般的に燃料(液体水素など)と酸化剤(液体酸素など)が別々のタンクに入れられ、それぞれ燃焼室に送られます。
H-IIAロケットのLE-5BやLE-7Aといったロケットエンジンでは、酸化剤に液体酸素(LOX)、燃料として液体水素を組み合わせた「水素推進系」を使っています。
ロケットの機体移動では、会社ごとに役割が決められていて、お互い協力しながらロケットを安全に発射台まで移動させます。この機体移動に係わる人員数について、H2A 44号機の時は総勢約200人でした。
ロケットの機体移動では、会社ごとに役割が決められていて、お互い協力しながらロケットを安全に発射台まで移動させます。この機体移動に係わる人員数について、H2A 44号機の時は総勢約200人でした。